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送料無料 通販 ファッション 源氏の君、皇太子と明石女御の若君を大切にする紫の 和書の詳細情報

源氏の君、皇太子と明石女御の若君を大切にする紫の。源氏物語】明石の君の苦悩とは?性格や紫の上との関係を解説。つつましく賢い女性、明石の上 「源氏物語の女君がきものを着た。 閉じる

不昧公の正室・方子と娘・玉映の落款

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「我君不遊有深意」漢詩文の落款

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仙台藩医・木村寿禎の落款

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断層画像写真

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明石女御の出産(御帳台の中)復元模型

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右が紫の上、左が女三の宮の模型

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左が源氏の君、右が明石の君

京都の公卿・大炊御門宗氏(おおいのみかど むねうじ)自筆「源氏物語」近衛基熙・旧所蔵

自筆「源氏物語」の「若菜(わかな)上」の巻は、禁裏(京都御所)において書かれたものです。wakamu2.JPG。

自筆「源氏物語」の筆者である「大炊御門宗氏(おおいのみかどむねうじ)」は、室町時代の第103代天皇である後土御門天皇(ごつちみかどてんのう)の曽祖父です。武者無類 月岡芳年の武者絵 ■ 歴史魂編集部【編】 月岡 芳年【画】 アスキー・メディアワークス 126ページ ■ 2012年10月3日 新品同様。
したがって、出品した自筆「源氏物語」は、天皇の曽祖父の貴重な自筆です。民国期 王良常 篆書 千字文 求古斎 検索⇒支那 中国書道 書法書 法帖 金石篆刻 唐本漢籍 古籍善本 古墨 拓本 印譜 魏碑帖 碑刻 漢碑 経折本。大炊御門宗氏の長男・信宗の娘が大炊御門信子(のぶこ)であり、信子は後花園天皇の寵愛を受け准后として御所に居住し、皇子を生み後に第103代後土御門天皇として即位し、信子は生母・皇太后となる。易経 商務印書館 検索⇒ 漢文 唐本漢籍 古籍善本 支那 道教 道徳経 南華真経 黄庭堅 伏羲氏 周易 八卦 太極 陰陽五行 王重陽 全真教 清静経。現在の今上天皇と系譜がつながっている。1929年 柳公権玄秘塔 大楷 文明書局 検索⇒唐本漢籍 法書道 法帖 支那 印譜 金石篆刻 呉昌碩 原拓本 摩崖石刻 董其昌 黄庭堅 趙子昴 珂羅版。

 関白・近衛基熙(このえ もとひろ)は、後水尾院(第108代後水尾天皇)の皇女・常子内親王と結婚。松山棟庵『地学事始』(全3冊揃)明治3年 慶應義塾蔵版 彩色木版画多数入(世界図・国旗)明治時代和本 古地図。二人の皇女・熙子(ひろこ)は、甲府藩主・徳川綱豊と結婚。Y3B3-240510 レア[日本歴史画報 第8号 明治25年 大倉書店 松本楓湖 津江秋芳]織田信長。綱豊は、のち第六代将軍・徳川家宣となり、熙子(ひろこ)は将軍家宣の正室となった。持明院流 筆道大家 【中村暲山】持明院流傳統師範『書』双福 掛軸〔紙本肉筆真作〕門下:工藤洲玉箱書/書法家 書家 和様書道 古文書 掛け軸。近衛基熙は、千利休の孫・千宗旦との茶会の交流(下記に掲示)で知られると同時に、第111代・後西院天皇や後水尾天皇を主賓に迎え茶会を開催。富田寛編『趣味の万華鏡 第参冊』限定50部 昭和15年 濱松蒐楽会刊(静岡県浜松市)宮尾しげを 大川如水ら 戦前期の刷物趣味誌 商標ラベル他。茶会の際、基熙が所蔵する藤原定家・自筆の「定家色紙」を持参した記録がある。C61-067 春木版 浮世絵版画集芳 全体的に汚れ・破れ・折れ多数有り レトロ。基熙は、他にも朝廷・幕府の間で茶会を何度も開催した記録が残っている。Y3B3-240517 レア[改正増補 文證大全 益永晃雲 名和竹堂 三版 完 明治30年 文証大全]博覧会見物ヲ約する文。(資料の記録は下記に掲示)

 出品した「源氏物語」は、南北朝時代から室町時代前期の公卿であった「大炊御門宗氏(おおいのみかど むねうじ)」の自筆です。神坂雪佳顧問 川那邊行吉編『魁』(2冊=第1号、3号)明治33-34年 魁成舎刊(京都市) 染織図案誌。
 自筆「源氏物語」の書の特徴から高松宮系統と称されるものです。長谷川伸旧蔵書 岡本一平画 坪内逍遥題字『新水也空 俳優の部』限定325部 昭和4年 文藝春秋社/座右宝刊行会刊 歌舞伎役者絵集 岡本太郎父。「源氏物語」には、応永五年(1398)~応永十三年(1406)までの複数の年号の記載があることから、少なくとも応永五年から8年間にわたり書かれていることがわかる。柳公権玄秘塔 上海求古斎 経折本 検索⇒玻璃版 珂羅版 唐本漢籍 支那 印譜 法書帖 金石篆刻 拓片 羅振玉 呉昌碩 拓本 翁方綱 董其昌 趙子昴。このため後醍醐天皇の宸翰(しんかん・天皇自筆)にかなり近い年代に書かれていることがわかる。C61-062 龍泉式靈息統一法講義授録 靈息統一学會発行 全体的に汚れ・折れ多数有り レトロ。また、各巻ごとの書かれた年については不明。C61-072 書學階梯 全体的に汚れ・折れ多数有り レトロ。従って、応永五年とは、書き始めの年である。荊棘室随筆抄 昭5 臨済宗 仏教 検)仏陀浄土真宗浄土宗真言宗天台宗日蓮宗空海親鸞法然密教禅宗 戦前明治大正古書和書古文書写本OM。また、落款から、後年、近衛基熙(1648~1722)の所蔵となり、時代が下って、松平不昧公の手にわたり、正室・方子の所蔵となったものである。東洋平和ニ関スル 聖詔集 陸軍大臣 荒木貞夫 陸軍省 昭和8年記(発行年不明) ※ヨゴレ傷みあり。近衛家で永く保存されておりましたので、保存状態は極めて良好です。Y3B3-240510 レア[日本歴史画報 第6号 明治25年 松本楓湖 津江秋芳 大倉書店]藤原利仁。


 大炊御門家は、平安時代末期摂政関白藤原師実の子経実・治暦4年(1068)~天承元年(1131)を祖として創立された。Y3B3-240517 レア[和本 医学・薬学メモ帳? 天保2年上旬 集合書取本]。大炊御門北に邸宅があったため「大炊御門」を称する。求道者に興ふる書 元田作之進 大9 日本聖公会 キリスト教 新約聖書旧約神学宗教学カトリックプロテスタント教皇ルターカルヴァン戦前OB。初代、経実の子経宗は平治の乱で平清盛方の勝利に貢献。■『叡覧か奈づ可ひ變聲音符(並字音假名變聲圖解)』片岡哲著。明治43年刻成。黄山音符講堂藏版。和装本。神代文字参考資料。。また、二条天皇の外戚として勢威をふるい、左大臣に昇った。「浄土真宗 百通切紙」/延宝9年笠岡浄心寺明伝編/天和3年発行/4巻2冊本(改変?)。出品した「源氏物語」の筆者・大炊御門宗氏(おおいのみかど むねうじ)は、大炊御門家13代の当主で南北朝時代から室町時代前期の公卿。Y3B3-240510 レア[萬物雛形画譜 4編 明治14年 鮮斎永濯 万物]猿田彦神。応永5年(1398年)に従三位となり公卿に列する。講談社の絵本★「漫画と孝行絵話」昭和13年5月 新開けんの介 石田英助 井上一雄 田川水泡 久米元一 芳賀まさを 講談社。備前権守、参議、権中納言、権大納言などを歴任し、応永27年(1420年)に内大臣に昇任した。Y3B3-240510 レア[工業図式 4編 明治16年 幸野梅嶺 幸埜楳嶺]義士復讐 牛若 兎の大手柄。

 旧・所蔵者の近衛基煕は、「源氏物語」に造詣が深く、「源氏物語」の注釈書『一簣抄』(いっきしょう)を著(あらわ)しております。★0481和本江戸天保3年(1832)馬嶋流眼科写本「明眼伝記」1冊/尾州馬島明眼院/津軽進藤良策/古書古文書/手書き。炊御門宗氏・自筆「源氏物語」は、近衛基熙が研究のために収集し、のちに出雲松平家に伝わり、松平治郷の正室・方子が鑑賞していたものです。頑馬令 昭15 臨済宗 長岡参寥 禅宗 仏教 検)仏陀浄土真宗浄土宗真言宗天台宗日蓮宗空海親鸞法然密教 戦前明治大正古書OM。近衛基熙が所蔵する自筆・「源氏物語」の中で、最も美しく繊細な筆致で記された平安時代の文字に最も近いとされております。太閤記肉筆画帖(仮題)上方繪師画(暁鐘成、松川半山、速水春暁齋カ) 末尾に明智光秀の辞世の句と戒名を記す。数ある自筆「源氏物語」の中で、第一級品と称される貴重な自筆です。C61-066 壁書解説 復刻版・蔵書印・全体的に汚れ・折れ多数有り レトロ。


 出品した「源氏物語」は「若菜(わかな)上」の内容の要旨
『源氏物語』五十四帖の巻名のひとつ。C66-10 9 新式速成 囲碁独習書 破れ・全体的に汚れ有り レトロ。若菜の巻名は、「小松原末のよはひに引かれてや野辺の若菜も年をつむべき」に因む。古文書 和書 「衆成笠間誌」 笠間誌 笠間時朝 歴史資料 郷土資料 茨城県 偉人(レターパックライト発送)。源氏の君の兄・朱雀院(前朱雀天皇)は六条院の行幸直後から体調を崩し出家しようとするが、後見人の居ない愛娘・女三宮の将来が心配で躊躇している。★0570和本江戸期関ヶ原の戦い写本「関原正譌/附録三方原戦誌」全1冊/古書古文書/手書き/新井白石/上毛桐生街長澤仁右衛門の蔵書印。婿選びに思い悩んだ末、朱雀院は源氏の君に女三の宮を託すことを決心、源氏も承諾した。■『神字考』酒井勝軍著。昭和11年國教宣明團。竹内文献信奉者が説く最も鮮烈且つActivityな論旨の【神代文字】擁護論。是に優る本無し。。年が明けて二十三日、源氏の四十の賀が盛大に行われる。利未記講義 BFバックストン 明治37 日本聖公会 キリスト教新約聖書旧約神学宗教学カトリックプロテスタント ルターカルヴァン戦前福音書OD。二月に女三宮が六条院に降嫁した。1939年 名器百図 珂羅版 上下2冊 茶道 茶碗 検索⇒ 茶室 茶筅 茶席 茶事 茶会 茶道家 茶釜 原色図鑑 玻璃版 茶道具 茶壺 茶聖 茶経 茶の湯。翌年三月には明石の女御(源氏の娘)が東宮(皇太子・後の帝)の男御子を出産。吉田竹次郎編『日本郵便切手類目録』明治28年刊 明治時代和本 明治4年~20年代の郵便切手集 明治中期の郵便資料。それからしばらくして、突然冷泉帝が東宮(後の帝)に譲位した。Y3B3-240510 レア[武家必用 甲冑着用早学 軍陳随一之書 上下 まとめて2冊セット 練武館]東照宮御麾之図。一方、かねて女三宮の降嫁を切望していた柏木(内大臣の息子)は、その後も未練を残していた。C61-095 太平義臣傳 九 全体的に汚れ・破れ・折れ有り レトロ 貴重。三月末、六条院の蹴鞠(けまり)の催しに訪れた柏木は、飛び出してきた唐猫の仕業で上がった御簾の奥にいる女三宮の姿を垣間見てしまう。★0485和本天保3年(1832)「馬島流眼科医学写本」5冊/津軽/進藤良策/尾州馬島明眼院/古書古文書/手書き。それ以降、柏木はますます女三宮への思いを募らせていく。花押印彙 検索⇒ 金石篆刻 印存 法書道 封泥 朱印 雅印 遊印 雅号印 石鼓文 丁敬 篆印 趙之謙 落款印 支那 唐本漢籍 呉昌碩 鄧石如 斉白石。源氏の君、39歳から41歳までを描いている。太田櫛朝筆 小池源次郎彫 福山碧翠撰『坂神聯合第二回燐票大会』大正9年 神戸互楽会刊 彩色木版画譜 神戸放光庵 燐票愛好会 マッチラベル。


自筆下部の印は出雲・松江藩主・松平治郷の正室「方子(よりこ)」と娘・幾千姫(玉映)の落款(印譜)


自筆上部の「我君不遊有深意(わが君の遊ばざるは深意あり)」の漢詩の落款
漢詩は「白氏文集」の中の有名一節です。森本木羊子『仏頭集』(2冊)限定50部 昭和29年 森口太郎 木版画集(紺紙金泥摺)仏教美術 仏像 法隆寺 広隆寺 中宮寺 平等院鳳凰堂 中尊寺。押捺の詳細な理由は下記説明欄に記載
(自筆表面の凹凸はストロボの反射によるものです。明治期ビンテージ 中央新聞付録 錦城斎 貞玉講演「官員小僧」 壱〜大尾 全14部構成 TTH605。)

大炊御門宗氏・自筆「源氏物語」近衛基熙・旧蔵の来歴については下記「説明欄」に記載

《「源氏物語」若菜(わかな)上の巻》
「若菜・上」の巻は英文で「New Herbs Part One」と表記されます。写本 瘍科方筌 医学書 江戸時代 処方箋 漢方学 検)西洋医学東洋医学 蘭学 薬学 オランダ 阿蘭陀 鍼灸 杉田玄白 古書和書古文書古本NZ。
《原本上部に「我君不遊有深意(わが君の遊ばざるは深意あり)」という、中国の皇帝が行幸しないのは莫大な行幸に費やすことを控える徳を讃えた「白氏文集」の漢詩文の落款が押捺されており、この漢詩文は「若菜・上」の原文中から引用されている。Y3B3-240517 レア[新編女子書簡文例 全 明治33年 中邨秋香]花見に誘ふ文。》

「額縁入自筆原本」


(自筆表面の凹凸はストロボの反射によるものです。『満州事変の体験談と教訓及所見』昭和8年 偕行社刊 満洲事変 満洲国資料。)

「自筆原本」
自筆下の二つの印は、出雲・松江藩主・松平治郷の正室・方子・と娘の幾千姫(玉映)の落款。太閤記 四巻上 織田信長 木下藤吉郎(豊臣秀吉)・中條小一郎(家忠)・森可成(蘭丸父)・池田勝三郎 木版 絵本 草双紙 浮世絵。

自筆上部のタテ長の印は、「我君不遊有深意(わが君の遊ばざるは深意あり)」は、
中国の皇帝が行幸しないのは莫大な行幸に費やすことを控える徳を讃えた漢詩文の落款。石川丈山 (号:六六山人)『漢詩書』掛軸〔紙本肉筆真作〕/安土桃山~江戸初期の武将 文人 三河国出身 大坂の陣後 牢人 / 古文書 掛け軸。
反対側の印は仙台藩医・木村寿禎の落款

《原本中の凹凸はストロボの影響によるものです。泰山印選 検索⇒ 金石篆刻 印存 書道 封泥 朱印泥 雅印 遊印 雅号印 石鼓文 金文 篆印 官印 私印 将軍印 落款印 花押 支那 唐本漢籍 呉昌碩。》

自筆下部の印は出雲・松江藩主・松平治郷の正室「方子(よりこ)と娘・幾千姫(玉映)の落款(印譜)


自筆が「古切」とされたのは江戸時代。何苦楚 昭15 4巻7.8号 臨済宗 長岡参寥 禅宗 仏教 検)仏陀浄土真宗浄土宗真言宗天台宗日蓮宗空海親鸞法然密教 戦前明治大正古書OM。古切に至る詳細な経緯は下記「希少価値欄」に記載

(1)・自筆の「原文の読み下し文」は次の通りです。梅園春男著 本居豊穎序『形状言五種活用図 全』明治7年 泰民堂刊(栃木県)形容詞論 国文学者 国学者 国語学 明治時代和本。


《「源氏物語」若菜・上(わかな)の巻》
《原本上部に「我君不遊有深意(わが君の遊ばざるは深意あり)」という若菜・上の原文中に引用されている漢詩の落款が押捺されている。★0542和本江戸期医学写本「小児薬方/金瘡口伝養性集ほか」1冊/古書古文書/手書き。》

《けちえん(掲焉)》・・・・・になとあらぬ御もてなしともに、
よろつのことなのめに目やすくなれは、いとなん思ひなくうれしき。近江彦根藩領出流原村古文書●明治19年 赤見村地誌編輯材料取調書 63丁 下野国安蘇郡赤見村 現在の栃木県佐野市 240131 148。
はかなきことにて、ものゝ心得すひかひかしき人は、立ち交しらふにつけて、
人のためさへからきことありかし。☆E0324和本江戸享保10年(1725)儒学儒教「童子習」全1冊/浅見文次郎訓点/古書古文書/木版摺り。さ直しところなく、
誰もゝのしたまふめれは、心やすくなむ」
とのたまふにつけても、
「さりや、よくこそ卑下しにけれ」
なと、思ひ続けたまふ。工藝 78号 “文字” 柳宗悦 日本民藝協会 機関誌 1,000部限定/伝統工芸 民芸運動 棟方志功 芹沢銈介 鈴木繁男 王羲之 書聖 蘭亭序 漢書 漆。対へ渡りたまひぬ。Y3B3-240517 レア[和歌布留能山不美 秋冬]。
[12-8 明石御方、宿世を思う]
「さも、いとやむことなき御心さしのみまさるめるかな。白衣観音大士神呪 唐本漢籍 検索⇒中華民国 木版刷 経折本 佛経 写経 藏経洞 古籍善本 支那 敦煌 彫版 刻経 佛教 木刻本 筒子頁 経書 写経。
けにはた、人よりことに、かくしもく(具)し給(たま)へるありさまの、
ことわりとみ(見)え給(たま)へるこそめてた・・・・《けれ。完品『小倉百人一首』大正3年 大日本国風会刊 彩色木版画譜 池辺義象・阪正臣・千葉胤明・小野鷲堂・加藤義清・大口鯛二。》


(文責・出品者)
「原文の読み下し文」は、読みやすいように「通行訳」としております。■二葉亭四迷 ■『片戀』(片恋) ■「奇遇」「あひびき」収録 ■春陽堂刊  ■折込口絵あり。



(2)・自筆の「原文の現代語訳文」は次の通りです。■八切史学『天の日本古代史研究』八切止夫著。昭和57年初版凾帯。日本シェル出版発行。斯界諸説を換骨奪胎する泰斗。神代文字論も言及。。


《「源氏物語」若菜(わかな)・上の巻》
《明石女御(春宮・皇太子の正室)男子を安産にてご出産》

 《源氏の君、皇太子と明石女御の若君を大切にする紫の上について明石の君に話をする》

《源氏の君、明石の君に紫の上への配慮について話す》
《(源氏の君)「対の上(紫の上)はあなた(明石の君)に対して、どれほど親切というのでも
ないでしょう。小原鉄心『鐵心居小稿』弘化4年 有竹詞屋蔵梓 江戸時代和本 漢詩集 美濃大垣藩城代 鉄心居小稿。ただ、女御(皇太子の正室・明石女御)にいつも付き添って
お世話申しあげられないのが気がかりなので、お任せ申されるのでしょう。C61-071 紋の志をり 全体的に汚れ・折れ多数有り・状態悪い レトロ 貴重。
それもまた、あなた一人でとりしきって、特に目立つようなふるまいをなさらず、
万事穏やかに体裁よく》・・・・運ばれるのが、わたしはほんとに気がかりなくうれしいのです。古文書 和書 「後三年軍記 (乾 坤)」 奥羽軍志 歴史資料 奥州 奥羽 東北(レターパックライト発送)。
どんなつまらないことであっても、物の道理の分らぬ変り者であったら、人と付き合うにも、
あたりの人まで迷惑をこうむることがあるものです。孫忠靖公文抄 3冊揃 孫伝庭撰/王欣欣 明治4 中国史 明末反乱 高迎祥 王嘉胤 中華王朝漢文中国詩文漢詩 検) 戦前明治大正古書古文書写本NY。
どなたもそんな手のかかるところはおありではないようだから、わたしは安心です」
と殿(源氏の君)がおっしゃるにつけても、御方(明石の君)は、
(明石の君)そうであった、よくぞ自分は遜って生きてきたものよ」
と思い続けていらっしゃる。旧約聖書 小預言書講解 2冊揃 堀内文一 日本自由メソジスト教会 キリスト教 新約聖書旧約聖書 検)神学宗教学カトリック プロテスタントOA。殿(源氏の君)は、対の上(紫の上)へお越しになった。長谷川伸旧蔵書 鈴木啓之(三門博)編 長谷川伸序文『浪曲新作集』昭和24年刊。
御方(明石の君)は、
(明石の君「ああして対の上(紫の上)への格別のご寵愛は深まる一方のようではないか。★A40和本明治42年3版大倉書店ちりめん細工古書「裁縫おさいくもの」1冊/共立女子職業学校/伊藤文子ほか。
いかにも、人並すぐれてあれほど何もかも備わっていらっしゃるお人柄なのだから、
それもまた当然のこととお見受けされるのは、結構な・・・・《ことではある。石井研堂編『日本漂流譚 第二篇』明治26年 学齢館刊 明治時代和本(和装活字本)彩色木版画入。》

備考・女御(皇太子の正室・明石女御)の実の母は明石の君。【B0044P016】希少 古書 象山佐久間先生櫻賦附詩 明治15年 日本文学 象山佐久間先生桜の賦 佐久間象山 古本 書籍 骨董品 古美術 古物 珍品。わが子のように可愛いがる紫の上は、女御(皇太子の正室・明石女御)にとっては継母にあたる。河蛙考 文政九年 写本。

現代語訳の出典・「源氏物語」小学館刊・阿部秋生・東大名誉教授(1999年没)

備考・出品した自筆は、大炊御門宗氏・自筆で近衛基熙の旧・所蔵になるものです。戦前沖縄の貴重な写真!/[沖縄文化の遺宝/本篇と写真篇の2冊1組/鎌倉芳太郎著]/琉球絵画/琉球の工芸。
禁裏(京都御所)で書かれたものです。池田文太郎翁 (秋田県仙北郡高梨村)  後藤寅之助(後藤宙外)編 昭和5年 和装。


(2)・自筆の「英訳文」は次の通りです。和本「百家説林」全10冊揃 明治23~25年初版 江戸時代の諸家の随筆/雑考 挿絵 (古文書 資料。


《New Herbs Part One(若菜・上)》
"No very special kindness on her part, I should say.
She has wanted to have someone with the girl, and that is all.
You have not chosen to stand on your rights as a mother and
that has helped a great deal. I have nothing to complain or worry about.
It is amazing the damage that obtuseness and ill temper can do, and I cannot
tell you how grateful I am that these lamentable qualities are alien to both of you.
He went back to the east wing, and the Akashi lady was
left to meditate upon the interview.
Yes, modesty and self-effacement had brought their rewards.
As for Murasaki, she seemed to claim more and more of his attention,
and her charms and attainments were such that one could
not be surprised or wish it otherwise.
His relations with the Third Princess seemed quite correct,
and yet something was missing.


英語訳文(英文)の出典:『The Tale of Genji』
Edward George Seidensticker(エドワード・ジョージ・サイデンステッカー)コロンビア大学教授(2007年没)



(2)・自筆の「中国語訳」は次の通りです。川田孝吉編『明治新撰帝国無双玉篇 全』明治28年 上田屋蔵版 印記「長野県北佐久郡平原学校」明治時代和本(銅版本)漢字字典。


《若菜・上》
并不明目胆、以母身独断独行,因此万事利,
教我心无挂念,不欣慰。講談社の絵本★「漫画と教育講談」昭和13年4月 新開けんの介 石田英助 井上一雄 田川水泡 長谷川町子 講談社。即使区区小事,若有性情乖僻、
不通情理之人参与其,便使得旁人大家。黙示録の現代研究 千葉勇五郎 昭10 バプテスト派 日本基督教団 キリスト教 新約聖書 神学宗教学カトリックプロテスタント 戦前明治大正OA。
且喜我周并无此人物,我大可放心了。Y3B3-240517 レア[和歌布留能山不美 雑 文政]。
明石夫人想道:如此来,我一向卑躬屈,是便宜。松亭金水作 歌川国麿画『春情心の多気』(全3編揃)江戸後期頃刊 艶本 江戸時代和本(薄葉紙本)絵入本 浮世絵。
源氏回紫夫人房中去了。肉蒲団(一名覚後禅)情隠先生編 4冊揃 明治期 道元 禅宗曹洞宗 仏教 検)仏陀 因果応報 戦前明治大正古書和書古文書写本古本 NY。明石夫人在背后私道:
他紫夫人的越来越深。浅井了意『鎌倉北条九代記』(全十二巻十二冊揃)延宝3年 渋川清右衛門版 江戸時代和本 鎌倉時代・北条執権時代の日本史書。


中国訳文の出典:『源氏物(Yunsh wy)』
豊子愷(ほうしがい)中国最初の「源氏物語」翻訳者(文化大革命で没)


「若菜・上の巻」原本の末尾(原本番号108-B)の印は、仙台藩第五代藩主・伊達吉村の正室・伊達貞子の押印
中央の写真(右から2番目)の写真が「源氏物語」若菜・上の巻の末尾(原本番号108-B)の押印。平洲全集 高瀬代次郎 大正10年 /Y上。
左下の四角の大きな印は仙台・伊達家の家紋の印(竹に雀)
家紋の上2つの印は仙台藩主第五代藩主・伊達吉村の正室(冬姫)の印。平井蒼太(平井通)編『哀歓』(3冊セット=第2冊~第4冊)昭和24-25年 哀歓社刊 江戸川乱歩実弟。冬姫は内大臣・通誠の養女。1823年 傷寒論 漢張仲景 検索⇒唐本漢籍 李時珍 古籍善本 木刻 脈経 千金方 孫真人 金匱要略 本草綱目 黄帝内経 彫版 支那 難経 神農本草経。
冬姫は通称。C61-093 太平義臣傳 七 全体的に汚れ・破れ・折れ有り レトロ 貴重。正式な名は伊達貞子。J24021705〇闢邪小言 4巻4冊揃 大橋順(訥庵) 安政四年 幕末尊皇論〇和本古書古文書。2つとも貞子の印。羽鳥文作旧蔵書 清水浜臣編『近葉菅根集』(全5冊揃)文化12年刊 森鴎外「羽鳥千尋」のモデルとなった羽鳥千尋の父 江戸時代和本。左端の写真は「若菜・上の巻」末尾の拡大写真。☆E0313和本江戸期「日本書籍考/経典題説」全1冊/林羅山/古書古文書/木版摺り。
左上端の細長い落款は、「我君不遊有深意(わが君の遊ばざるは深意あり)」の漢詩文の印。長谷川伸旧蔵書『蒙古寇紀 全』限定1000部 昭和6年 元寇弘安役六百五十年記念会(賀茂百樹)刊 肥前松浦家所蔵本複製版。漢詩文の右の2つの印のうち、下は出雲藩主・松平治郷(不昧公)の正室・方子(よりこ)の印。増山守正著 久保田米僊画『旧習一新』(全2冊揃)明治8年 川勝徳次郎他刊 明治時代和本 彩色木版画多数入 文明開化を描く。方子の上の印は方子の娘・幾千姫(玉映)の印。肥田式強健術/創始者・肥田春充/古今東西の体育法・健康法を研究し「強健術」を考案・気合術を基礎とした体育法で心身の改造を目的とする。右上の印は仙台藩医・木村寿禎の落款。伊勢貞丈『貞丈雑記』(4巻5冊セット=巻1~4)天保15年 岡田鼎蔵版 江戸時代和本 有職故実書。右端の写真上は仙台藩主(伊達家)正室一覧表の表紙。浄土論隋釈 月珠 嘉永7年 仏教 江戸時代 検)仏陀浄土真宗浄土宗真言宗空海親鸞法然密教 古書和書古本古文書 真宗大谷派 NR。表紙の下は一覧の拡大写真(仙台市立博物館・刊行)


自筆の疎明資料等は、下記の通りです。仙傳抄 上下巻セット 日本華道社 仙伝抄 田中重太郎 岡田幸三 昭和56年発行 日本華道社 池坊 華道 生け花 古書。


(Ⅰ)・上の写真右端は、高松宮「源氏物語」のうち「桐壺」の巻冒頭・(出典資料 別冊「太陽」「源氏物語絵巻五十四帖」(平凡社・刊)78頁。番附 御免力持。筆者は近衛関白政家公。中金正衡『大倭語学手引草 前編』(全2冊揃)明治4年 自笑軒蔵版 元袋付(浮世絵師・歌川国員)明治時代和本 日本語文法書・国語学書 国学。中央の写真は、応永五年(1398)の年号。白虎通徳論。年号の左の印は、出雲・松江藩主・松平治郷の正室「方子(よりこ)の落款(印譜)。古文書 書簡 辻永 つじひさし 中山森彦 宛て 水戸市 白馬会 帝展 日展 文化功労者 洋画家 植物画 封筒付き(レターパックライト発送)。左の写真は、桐壺の巻の奥付。高島嘉右衛門編『清国大家書集』明治35年 高島嘉右衛門刊 明治時代和本 中国書家・書道資料 中国清朝。左大臣から関白に昇進した近衛基熙(もとひろ)公の花押。引札 紙巻たばこと葉巻。上下2段の花押のうち、上の印は。小田島孤舟『歌集 秋遅草』昭和13年 杉風会刊(岩手県盛岡市)著者直筆献呈署名入 花巻市出身の歌人 萬鉄五郎の同級生。出雲・松江藩主・松平治郷の正室「方子(よりこ)の落款(印譜)、下の印は仙台藩医・木村寿禎の落款(印譜)


「自筆の画像断層(MRI)写真」

(出品した自筆の「断層画像写真」(若菜・上の巻)MRI 34―94B
自筆下二つの印は、出雲・松江藩主・松平治郷の正室・方子(よりこ)と娘・幾千姫(玉映)の落款



「天皇の曽祖父・大炊御門宗氏の系図」「額縁裏面表記ラベル」
「近衛基熙の肖像」「後西院天皇主賓の茶会の記録」

1番上の写真は、第103代後土御門天皇と曽祖父・大炊御門宗氏の系図(公家事典303頁)
2番目の写真は「額縁裏面」に表記されるラベル。竹林哲・豊原善作編『机頭小圃/墨窓小品』(全4冊揃)明治13年 青木恒三郎刊 漢詩集/彩色木版画譜 明治時代和本 中国趣味 煎茶趣味。2番目の写真は近衛基熙の肖像(陽明文庫・所蔵)
3番目の写真は、第107代後陽成天皇の曾孫・近衛基熙の天皇家・近衛家略系図
【天皇家・近衛家略系図の出典(淡交テキスト「茶会記」に親しむ・7)平成29年7月淡交社・刊行】
4番目の写真は、「日本史の茶道」千利休の孫・宗旦と近衛基熙の茶の湯の交流」120頁(淡交社刊)
5番目の写真は、近衛基熙が、御所で第111代・後西院天皇を主賓に茶会を開催した記録「公家茶道の研究」55頁(谷端昭夫・著)


「源氏物語」「若菜・上の巻」絵図、茶室関係資料

下記写真1番目は、「源氏物語屏風(若菜・上)」東京国立博物館所蔵

猫が開けた御簾(みす)の隙間から、柏木が女三宮を目撃する「若菜・上」の有名な場面


上から2番目の写真は、「淡交」別冊(愛蔵版・№71 『源氏物語』特集)

上から3番目左右の写真は、茶会における大炊御門宗氏・自筆「源氏物語」を茶道具として用いた茶室の事例




大炊御門宗氏・自筆「源氏物語」近衛基熙・旧所蔵(断簡)を出品
商品説明(来歴)大炊御門宗氏・自筆「源氏物語」は、第107代後陽成天皇の曾孫・近衛基熙の旧所蔵である。詠歌大概抄。近衛基熙は、「源氏物語」に造詣が深く、「源氏物語」の注釈書『一簣抄』(いっきしょう)を書いてある。古文書 傳燈大阿闍梨律厳 許可密栓 享和3年 江戸時代 仏教 密教 真言宗 空海 検)天台宗仏陀浄土真宗浄土宗親鸞法然本西院流印信案密印NP。出品した大炊御門宗氏・自筆「源氏物語」は、近衛基熙が研究のために収集し、のちに近衛家から出雲松江藩主・松平治郷(不昧公)の正室・方子(よりこ)に伝わり、方子の生家である仙台藩から同藩の藩医・木村寿禎に伝来していたものである。(中国・清)王潤洲撰 山本北山撰『虚字啓蒙 詩用虚字 全』天保6年 山城屋佐兵衛他刊 江戸時代和本 唐本 漢籍和刻本。

漢詩文原本自筆上部に「我君不遊有深意(わが君の遊ばざるは深意あり)」という漢詩文の落款が押捺されている。☆E0293大正14年(1925)古地図「大正最新樺太精図」1点/嵯峨野彦太郎/小島大盛堂。この漢詩は「白氏文集」の「離宮高」の漢詩に由来するものです。★0462本江戸期有職故実随筆写本「湯土問答」全1冊/古書古文書/手書き/湯浅元禎(湯浅常山)/土肥経平/古書古文書/手書き。「若菜・上」の巻では、冷泉天皇が源氏の君の四十の賀にかこつけて、源氏の君の許に「行行」をしたいと思うが、これを聞いた源氏の君が辞退を申し出る。増訂 万年青図譜 篠常五郎 明治33年。自体の理由は、天皇の行幸には莫大な支出が伴うため、庶民の財を費やすことになるので天皇の行幸をいさめたものである。信州 霊場百番札所詠歌道記 駒獄 御嶽山 修験道 御嶽教 神道 神社 長野県諏訪市 検定)三寶大荒神天皇教派神道仏教仏陀真言宗密教天台宗 NP。原文の漢詩は、「白氏文集」の漢詩で、白氏は「天子(皇帝)の人(たみ)の財力を重惜するを美(ほ)むるなり」との名言を残している。★0441和本江戸天保2年(1831)兵法写本「山鹿流極秘伝八規大事/八陣書」2冊/山鹿素水(高輔)の署名と印章がある/古書古文書。源氏の君は、天皇が源氏の君を訪ねるために「世間の迷惑となるようなことをなさいませんように」という意味で語りかけたものです。古川正義編『伏見誌』大正12年 京都府紀伊郡伏見町役場刊 京都市伏見区郷土史料 地誌 豊臣秀吉築城の伏見城ほか折込地図付。紫式部は「若菜・上の巻」を書くに際し、漢詩を熟読したうえで原文を書いていることがわかります。無庵(成田蒼)花押入り『花一輪 一輪ごとの 夢のあと』額装〔紙本肉筆真作〕/江戸時代 俳人 芭蕉堂一世間更に師事 芭蕉堂二世と称す。

漢詩の落款の意味原本上部の漢詩の落款は、「讃」と称されるもので、古来、掛軸の書画に第三者がお褒めの言葉を書き込むもので元々は自筆でした。世渡は堪忍乃二字。貴族から始まり藩主、あるいは高名な茶人や僧侶が書かれて、それが茶会の「掛軸」に装丁されて披露されておりました。☆E0273明治17年(1884)英語フランス語古書「新撰英仏用文章」1冊/稲垣千代橘。 特に出雲・松江藩などの茶道の盛んな大名家の所蔵する自筆などに「讃」が付され、後に自筆に代わり、石刻による「漢詩」の篆書が「讃」として用いられました。【非売品/戦前】『赤城義臣伝 慶応4年補刻版』全5冊揃い●片島深淵子著●田尻種経●大正5年発行●検)赤穂義士赤穂浪士江戸時代忠臣蔵資料。 「茶事」は、「ヨーロッパの晩餐会(ばんさんかい)」とも言われます。橘保国『絵本野山草』(全5巻5冊揃)文化3年 柳原喜兵衛刊 江戸時代和本 植物画譜面 植物学書 絵入本 江戸中期の大坂狩野派町絵師。晩餐会では、「ワインを楽しむために行われる」ところも似ています。医学薬資料古文書●明治5年 資生堂創立趣意書2丁 軍医頭 松本順 230610。とりわけ、茶室に入って行うことは、床の間の「掛け軸」(かけじく)を拝見(はいけん)することです。茶人花押藪 古書。茶道では「掛け軸は最高のごちそう」といわれております。幕府領(松本藩預地)北小河内村古文書●寛永18年(1641) 師鑑抄中 地利巻 自一至十 北条氏長 54丁 城縄張 現在の長野県箕輪町 231119。とりわけ、漢詩の落款は、ただ、古典の漢詩を入れればいいという単純なものではなく、たとえば、「源氏物語」の場合、原本の中に込められている紫式部が考えた知識を読み解くことにあります。北静盧著 石橋真国校 朝川善庵・岸本由豆流序 西島蘭渓跋『梅園日記』(全5冊揃)弘化2年刊 黒田清綱旧蔵書 江戸時代和。「讃」の中に有名な白楽天の漢詩を単純に落款として入れたのではなく、紫式部が原本の中に白楽天の漢詩を読み込んでいることを知ったうえで漢詩を選んでおります。日光山十景之画。 落款の「讃」の元になるその原文の個所には、
「我君不遊有深意(わが君の遊ばざるは深意あり)」という漢詩文の落款が押捺されている。箱石東馬『実行清酒改良醸造法』(全3冊揃)明治22年 東海書館刊 廣瀬慶之助旧蔵書(廣瀬商店=白菊酒造/茨城県石岡市高浜) 明治時代和本。この漢詩は「白氏文集」の漢詩に由来するものです。古文書 求寂戒牒 除睡咒 兵法九字十字大事 5枚セット 安政3年 仏教密教真言宗空海 検)天台宗仏陀浄土真宗浄土宗写本西院流印信案密印NP。
つまり、原文の内容に関する漢詩の落款を押捺しているのは、茶会における床の間の「掛け軸」(かけじく)を拝見(はいけん)の際に、茶会を主催する亭主が、客に「最高のごちそう」を振る舞うために披露したものです。救荒本草・救荒野譜 異本。茶会の際に落款に記された由来を知った客が広くそのことを社会に広めたために結果的に、多くの茶会に開催される「最高のごちそう」として原文に関係する漢詩の落款を付したものです。蘆九舎貞山『俳諧其傘』(全3冊揃)元文3年序 蘆九舎蔵板 江戸時代和本 俳諧書 俳書 俳句。「落款」の漢詩の由来を待合において説明する際に、長い時間を要し、茶会における貴重な時間であったと推定されております。補任状。


自筆の希少価値について自筆の稀少価値は、和紙の生成技法の緻密さにあります。松田久 『書』掛軸〔紙本肉筆真作〕 / 書 古文書 掛け軸。上の「拡大断層(MRI)写真」でわかる通り、極めて薄い和紙の上に墨の文字がくっきりと浮き上がるように「源氏物語」の文字が記されております。【骨董・茶道具】★仏教美術 鎌倉時代 高山寺旧蔵?★★秘書 法書 er018vb32. 経 古文書 経典。
出品している書の「断層(MRI)写真」の原板は、レントゲン写真と同じ新聞の半分ほどの大きさのフィルムです。送料込み、1698年,江戸時代の園芸の和本「花譜」全3巻、虫食い少しあり。大和本草につながる本。。肉眼では見ることのできない和紙の繊維の一本一本のミクロの世界を見ることができます。HH-5859 ■送料無料■寛政6年 荒木新流第○目録 巻物 伝書 橘子衛 落款 在銘 荒木流 武道 武術 中山忠吾 高遠藩士 古書 古文書 肉筆/くYUら。日本国内では医療用以外には見ることのできない書の「断層(MRI)写真」です。1939年 支那の土地と人 検索:満蒙 長春 新京 奉天 関東軍閥 溥儀 総督府 南満鉄路 馬賊 張学良 馬占山 生写真 古建築 中華民国 帝国 蒋介石。
古切の書は、一旦表装を剥離し分析と鑑定検査のために「断層(MRI)写真撮影」をしております。1786年 八卦 江戸期 天明6年 237年前 検索: 木版画 木版刷 易経 書経 太極 陰陽学 天文地理 漢籍 漢学 占い 四柱推命 伏羲氏 河図洛書 占筮。撮影後、展示のために再表装をしております。前橋市上水道通水式場園遊会場略図。掛軸や屏風にすることが可能なように、「Removable Paste(再剥離用糊)」を使用しているため、自筆の書に影響をあたえずに、容易に「剥離」することができるような特殊な表装となっております。井伊直安『書』短冊〔紙本肉筆〕/越後与板藩 第10代の藩主 直勝系井伊家14代 大名 華族 戊辰戦争では新政府軍方 井伊直弼の三男 新潟県歴史。

断層(MRI)写真従来、日本の古美術の鑑定の際の分析・解析は、エックス線写真、赤外写真、顕微鏡が中心です。古書 「水戸和歌見聞集」 義公 威公 水戸藩士 家族 歌集 高橋多一郎 金子孫次郎 斎藤監物 安島帯刀 藤田小四郎 (レターパックライト発送)。一方、アメリカやイギリスでは研究が進み和紙の組成状況を精確に分析・解析をするために断層(MRI)写真が利用されており、今回の出品に際し、「断層(MRI)写真」を資料として出しました。十返舎一九作 歌川国安画『三国志画伝』(17冊)嘉永3年 大黒屋平吉板 中国稗史 江戸時代和本 合巻 浮世絵 絵草紙 草双紙 三國志画傳。本物を見分けるための欧米の進んだ分析・解析技術を見ることができます。古文書 徳川治保 「四言古詩」 水戸藩 第6代藩主 江戸時代 歴史資料 書道 手本。

寸法「源氏物語」自筆の大きさ タテ21.8センチ ヨコ12.8センチ。1939年 写真雑誌 検索:満蒙 新京 奉天 関東軍閥 溥儀 総督府 南満鉄 馬賊土匪 張学良 馬占山 生写真 古建築 中華民国 支那 満洲帝国 張作霖。額縁の大きさは タテ37.0センチ ヨコ28.0センチです。浜野章吉(浜野箕山)『猶賢左書説 米寿記念刊刻』明治45年序刊 漢文集 備後福山藩士 坂井虎山・斎藤拙堂に学んだ漢学者 広島県郷土史料。額縁は新品です。雪蕉斎(寺井重房)『画本拾葉』(3冊=初編上下巻+二編上巻)宝暦元年 柏原屋清右衛門刊 江戸時代和本 大坂の浮世絵師の絵手本。

「源氏物語」の自筆について1・筆跡の分析について
 国内における鑑定人は、自筆の筆者を識別するために、個々の文字ごとに字画線の交叉する位置や角度や位置など、組み合わせられた字画線間に見られる関係性によって、個人癖の特徴を見出して識別する方法、また個々の文字における、画線の長辺、湾曲度、直線性や断続の状態、点画の形態などに見られる筆跡の特徴によって識別する方法、そして、書の勢い、速さ、力加減、滑らかさ、などの筆勢によって識別する方法が一般的な手法です。島津久光公実記・8冊/非売品/明治43年/寺田屋騒動で薩摩藩尊攘派を制圧・幕政改革に参与するなど'64年まで公武合体派の中心として活動した。
一方、欧米では一般的には、「筆者識別(Handwriting Analysis)」と呼ばれる文字解析をコンピューターの数値によって解析しております。蘆庵一馬撰 静斎英一画『狂歌衣手集 上』天保9年序刊 江戸時代和本 俳諧書 雑俳書 浮世絵師挿絵入 衣手集初篇春之部。数値解析は、文字の筆順に従いX、Y座標を読み、そのX、Y座標をコンピューターへ入力後、コンピューターによって多変量解析を行うものです。冨士山北口全図。解析の基準となるのが「ドーバート基準」で、アメリカでは日本国内の画像データを自動的に収集、自筆の分析に際し、数値データをコンピューターで自動的に解析し「極似」した画像データによって筆者を識別する研究が進んでおります。完品『清水寺史 通史』(2冊セット=第1巻+第2巻)1995-1997年 音羽山清水寺刊。

2・大炊御門宗氏(おおいのみかど むねうじ)の自筆の特定について
自筆の筆者は、書体、書風から京都の公卿によって書かれたものであるはわかっていたが、昭和38年以来、筆者名は特定されていなかった。医道日用綱目。その後、「筆者識別(Handwriting Analysis)」と呼ばれる文字解析と並行し、奥書の「宗」の字の下の文字が判読できずにいた。安心決定鈔讃仰 昭和29年 浄土真宗 仏教 検)親鸞 本願寺仏陀空海浄土宗浄土真宗真言宗 戦前明治大正古書和書古本 NF。それが、技術の進歩により「宗」の下の文字が「氏」と判読された結果、南北朝時代から室町時代前期の公卿であった「大炊御門宗氏(おおいのみかど むねうじ)」であることが判明した。麦林集。
「源氏物語」には、応永五年(1398)~応永十三年(1406)までの複数の年号の記載があることから、大炊御門宗氏が23歳から31歳までの間に書かれたものと推定されている。内田周平著 佐伯仲蔵評点 松平康国序 川田瑞穂跋『三方原戦記』昭和16年 正誼塾刊 三方ヶ原の戦い 武田信玄 徳川家康 織田信長 漢文集。宗氏は、正二位・内大臣まで昇進したのち、応永28年(1421)47歳で没している。西国巡礼歌要解。

3・自筆「源氏物語」の旧・所蔵者の特定の経緯について
近衛基熙の旧・所蔵の特定は、「花押」の写真照合技術によるものです。『組合規約並女工斡旋規程』大正時代 小鷹利村女工組合刊(岐阜県吉城郡)飛騨市郷土史料 女性史・女性労働史料。アメリカのコンピューターを用い、「筆者識別(Handwriting Analysis)」と呼ばれる文字解析を、花押の照合に応用し、指紋の照合方法と同じ手法により99.9パーセントの確率で特定に至ったものです。1948年 高爾基研究年刊 初版 限定4000部 上海刊行 検索:魯迅 木版画 刀鋒 耳氏 陳煙橋 胡適 水夫 林陵 梁香 生写真 唐本漢籍 中華民国 支那。

4・近衛基熙(このえもとひろ)について
近衛基熙は、慶安元年(1648年)3月6日、近衛尚嗣(関白・左大臣)の長男として誕生。宇井可道『書』短冊〔紙本肉筆真作〕/国学者 歌人 民俗学者 紀伊国牟婁郡生れ 紀伊田辺藩貧院頭取 熊代繁里に国学を学び晩桜社を主催。母は後水尾天皇皇女女二宮。戦前木版燐票集 長谷川儀一郎他作「木版画マッチラベル貼込帖」(約210枚/昭和6年作)日本全国都市章・世界各国旗章シリーズ。実母は近衛家女房(瑤林院)。永坂石たい著 鈴木松塘序 森春涛題『横濱竹枝詞』明治初期刊 森春濤門下の漢詩人 横浜を謳った漢詩集 明治時代和本 横浜市郷土史料。幼名は多治丸。1906年 古今要覧稿 検索:武道 武具 装身具 馬具 兵器 武器 長刀剣 弓箭 剣術 兵法 兵書 傳書 戦陣 甲冑 鎧兜 弓矢 弓道 支那 武士道 殺人剣。父、尚嗣が早世し、尚嗣と正室女二宮の間には男子がなかったため、後水尾上皇の命により、近衛家の外にあった基熙が迎えられて上皇の保護下で育てられた。中澤蓮塘編 服部愛軒後跋『多識書屋印賞』(全3冊揃)大正5年序 多識書屋(中澤廣勝)落款篆刻印譜集(原鈐印譜集) 和本 林鶴梁 中沢蓮塘。承応3年(1654年)12月に元服して正五位下に叙せられ、左近衛権少将となる。『蓮如上人御物語』(全2巻2冊揃)明治17年 空華堂刊 江戸時代和本(明治刷)浄土真宗 仏教書 仏書 絵入本。以後、摂関家の当主として累進し、翌年明暦元年(1655年)従三位に上り公卿に列せられる。『今様』(6冊セット)明治45-大正2年 松屋呉服店刊 泉鏡花 跡見花渓 幸田露伴 鏑木清方 矢沢弦月 中沢弘光ら絵。明暦2年(1656年)に権中納言、万治元年(1658年)に権大納言となり、寛文4年(1664年)11月23日には後水尾上皇の皇女常子内親王を正室に賜った。鷹野周作(鷹野鴻崖)『鴻崖遺稿』明治21年跋刊 漢詩集 長野県南佐久郡小田切(臼田町)の漢詩人 明治時代和本。寛文5年(1665年)6月、18歳で内大臣に任じられ、寛文11年(1671年)には右大臣、さらに延宝5年(1677年)に左大臣へ進み、長い時を経て元禄3年(1690年)1月に関白に昇進した。長崎聞見録(長崎見聞録)。近衛基熙は、寛文5年(1665年)から晩年まで『基熈公記』で知られる日記を書いている

HP近衛基熙・旧所蔵「源氏物語」自筆を出品いたしました。☆E0192和本江戸期随筆「雲萍雑志」4冊揃い/柳沢淇園/古書古文書/木版摺り。出品以外の所蔵品を紹介した出品者のホームページ「源氏物語の世界」をご覧ください。平安紋鑑 検索⇒紋帳 文様 家紋 伊呂波 浮世絵 槍旗印 花押 雅印 印譜 武器 武具 兜鎧 設計 皇族 槍印 図案 紋章 徽章 紀章 武鑑 呉服 刺繍。

ツイッター「源氏物語の世界」も合わせてご覧ください。山内金三郎編『再刊これくしょん』(33冊) 昭和22-29年 梅田書房刊 芹沢銈介蔵書票 富本憲吉木版画・印譜他 郷土玩具 蔵書票 こけし。


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